ユニクロユーの2020SSが発売されているわけなんですが、その中に、トラッカージャケットがあります。
このトラッカージャケットは、リーバイスのいわゆるセカンドタイプ(507XX)をベースにしたデザインです。
ユニクロのインラインでも、セカンドタイプをベースにしたデニムジャケットを発売しており、従来のサードベースから変化しています。
まず、インラインのデニムジャケットを見てみましょう。
濃紺と薄紺の2色がありますが、セカンドをオーバーサイズで着た時の感じをうまく表現しています。
実際のリーバイスのヴィンテージのセカンドも、オーバーサイズで着るのが主流になってきたようなところがあり、身幅でサイズをあわせますが、丁度いいサイズは少なくなっています。
この商品ですと、はじめから身幅に余裕を持たせていますので、着やすくなっているのではないかと思います。
こちらの商品です。
着こなしの基本は、オーバーサイズで着るということですね。
次に、ユニクロユーのトラッカージャケットを見てみましょう。
3色でています。
白です。
素材は、コットンサテンとありますので、リーのウエスターナーのような素材ですね。
黒です。
緑です。
ユニクロユーのトラッカージャケットは、素材もデニムとはせず、色についてもデニムのイメージからは外しています。
着用写真を見てみましょう。
こちらもやはり、オーバーサイズの着こなしになっています。
自分のサイズを選ぶと、最初から、オーバーサイズで着た雰囲気になるということでしょうね。
こちらの商品です。
ユニクロとユニクロユーのセカンドベースのジャケットは、ともに、リーバイスのセカンドをオーバーサイズで着た時のニュアンスを狙っていると言えそうですが、ユニクロインラインは、復刻系の方向で、ユニクロユーはイメージだけ継承するという感じになっています。
値段は、ユニクロで3990円、ユニクロユーで5990円となり、セカンドの古着が安いものでも、8~10万円しますので、それを考えるとおもとめやすい値段設定になっていると思います。
ただ、元ネタが広く知られていることもあり、リーバイスの復刻もの(LVC)を一応チェックしてからの購入がよろしいのではないかと思います。