ユニクロ×ベルばらのコラボTシャツが5月14日(月)に発売予定です。いまの感じですと、ほぼ間違いなく14日の発売になると思われます。
公式の説明です。
フランス革命を舞台に、激動の時代を生きたマリー・アントワネットやオスカルの人生を描いた伝説的少女マンガ「ベルサイユのばら(通称:ベルばら)」がUTに登場!
池田理代子氏によるカラー原画柄や、憧れのオスカル様になれるユニークな軍服柄など、全柄をそろえると、オスカルの生涯を漫画のストーリーに沿って辿っていけるラインナップになっているのも注目です。
この説明に注目すべきことが書かれています。「全柄をそろえると、オスカルの生涯を漫画のストーリーに沿って辿っていけるラインナップになっている」というのです。
このエントリーでは、全ラインナップをチェックして、オスカルの生涯を漫画のストーリーに沿ってレビューしたいと思います。
オスカルの生涯を辿る
まずはコレクションアイテムです。かなり重要なビジュアルですが、今回のUTコラボに惜しみなく出してきました。
フランス革命に殉ずるオスカルのイメージ
フランス革命に殉ずるオスカルのイメージです。バスチーユを攻め落とすシーンでしょうね。
オリジナルの6巻の表紙絵なんですね。正確には1973年週間マーガレット39号の表紙絵になります。ポイントとなる場所で使われる名画です。
これは買わざるを得ないといった一枚になります。
では、ベルばらのストーリーに沿って全ラインナップを見ていきましょう。
近衛師団時代のオスカル
マリー・アントワネットとの出会い
マリー・アントワネットとオスカルの登場です。マリー・アントワネットが王妃になる前のビジュアルです。
マリー・アントワネットは国王崩御により、王太子妃から王妃になり、オスカルを近衛連隊長に指名します。近衛連隊長になったオスカルの服は白から深いブルーに変わります。
ベルタン嬢のドレスとマリー・テレジアの嘆き
パリのデザイナー、ベルタン嬢のドレスを着たマリー・アントワネット王妃の肖像画です。ストーリーのピンポイントをさりげなくついています。
マリー・アントワネットが華美になっていく兆候があらわれはじめた頃です。マリーの母親である女帝マリア・テレジアはこの肖像画を見て嘆きます。
平和な時代のマリー・アントワネットとオスカル
平和な時代のマリー・アントワネットとオスカルです。バラの花びらが散っていることでこの先のストーリーを暗示してます。
近衛師団時代のオスカルの軍服
近衛師団時代のオスカルの軍服のイメージです。胸位置に功労賞が2つついています。
オスカルの軍服はヅカのお稽古や演技の練習で活用される機会が多いかと思います。
フランス衛兵隊時代のオスカル
貧しい平民から税金を取りたて、贅沢な暮らしをする王族や貴族にオスカルの疑問はくすぶり続けます。オスカルはマリー・アントワネットに近衛師団からフランス衛兵隊への移動を願いでます。
そしてオスカルはマリー・アントワネットのもとを離れます。
悶絶するオスカルを抱きしめるアンドレ
いろいろな葛藤の中で悶絶するオスカルを抱きしめるアンドレというヴィジュアルでしょうか。
オリジナルの8巻の表紙なんですね。
フランス衛兵隊時代のオスカルの軍服
フランス衛兵隊時代のオスカルの軍服です。中央部の紋様は白ドレスの飾りをあらわしています。オスカルが最後に着ていた軍服になります。
兵士が民衆を攻撃しているのを聞き、オスカルは葛藤の末に、王族や貴族側から市民側に立ちます。それを決意したときに左胸の勲章を自らもぎとります。
オスカルは民衆をドイツ人騎兵から守るためにテュルリー宮広場を目指します。
進撃!! テュルリー宮広場を目指すオスカル
剣を立て馬を駆るオスカルのこのシーンは、ベルばら最大の見せ場のひとつです。
オスカル「さらば! もろもろの古きくびきよ にどともどることのないわたしの部屋よ 父よ母よ…!!」
(文中の登場人物セリフの出典は、原作「ベルサイユのばら」になります。)
ベルばらのテーマを秘めて着る
胸ポケットにばらの刺繍がついています。
よく見えませんが、「アンドレ…」という言葉が見えます。発売されてからのお楽しみですね。
ポケットの素材が上質なものになっているのがポイントです。ペラペラなポケットなどベルばらの世界観を表現するのには許されなかったということです。
このパターンはもう1着あります。
胸のポケットにオスカルの勲章がついています。
真正面を見据えるオスカルが隠れています。
ベルばらのロゴTシャツ
かなり抽象化されていますが、ベルばらの世界観が表現されています。
タイトルだけではさびしい向きには、オスカルの御影つきのタイプもあります。
ひとつひとつ見ていきますと、かなり濃い内容が全ラインナップとして表現されていることがわかりました。
ベルサイユのばらの原作
今から原作を読む場合、オリジナルを買うか、文庫版を買うか、電子版を買うようなことになります。
これはオリジナルの全巻セットです。オスカルの目を通して、激動のフランス革命のエッセンスが一気に学べます。
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以前出た豪華復刻版も価格は高くなっていますが、デッドストックとして残っているような感じです。
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